想像の小部屋

なんか色々まとめたり書いたり。

2014-05-01から1ヶ月間の記事一覧

無人の館にご注意を #死亡解説

あまりにも長いし終わらないしちょっと都合がこじれまして() 皆の死亡シーンだけでも書きたかったんですね(( 風兎はもう書いたので() 裏話という名の解説もどき: 風兎に図書室の鍵を渡したのは夢兎です。夢兎は扉を無視して部屋に入るなんていチートスキル…

忘却。

「あなた誰よ!!近づかないで!!」 私が病室に入ったことに気がつくと、彼女はそう言った。 ああ、今日は”具合”が悪いようだ。 私は少しの間うつむいて感情を隠す。 「・・・ごめんね、お母さ―」 「いやああああああああああああ!!!!」 ガシャン、と何か…

生きる

生きているということ いま 生きているということ 「それは、覚えるということ。」 秋月結奈 「それは、成長するということ。」 竜胆実 「それは、感情に囚われるということ。」 霧野真 「それは、親の背を追うということ。」 東塔里 「それは、残るというこ…

うちの子が恋人にされる好きな事

結奈(椿結) 「撫でてもらう事っすかね!無駄に安心するんすよwwww小さい頃お母さんによくしてもらってたからかも?wwwwwwwwwww」 実(鏡実) 「抱きつかれる事だな。まあ甘えられんの好きだし撫でてやれるだろ?」 真(真悠) 「抱きついた…

【神様】人生ゲーム合唱パート分妄想【学戦】

1回目の人生は退屈で (史緒ちゃそ、プラア)2回目の人生はやりたい放題 (千沙ちゃん、ベゴさん) 3回目の人生は毒男 (悠稀さん、メドちゃん)4回目の人生は盲目のピアニスト (真、オネイロスちゃそ) 5回目の人生はフェミニスト (林檎君、トーリさん)6…

【告白の日】改めまして。

*椿結* 「あ、」 少女は一人本を読む青年を見つけた。青年は少女に気付く様子はなかった。 「せんぱ・・・っ、」 少女は勢いよく駆け出しかけて動きを止めた。 そして慌ててポケットを探り、鏡を取り出した。 少女は先ほどまで友人達とばかみたいに走り回って…

空間設計【タナプラ】

ずいぶんと、この宮殿は広くなった。 自分の宮殿のちょうど中心に当たる位置に寝転んでそう思った。 別に改修工事をしたとかそういうわけじゃない。 きっと、元から一人で過ごすには暇すぎるほど広かったのだ。 それが当たり前だったから気づかなかっただけ…

無人の館にご注意を #14

Side.結奈 悠々と地下室のドアを開く兎上さんを見て私は首をかしげた。 絵にかいたような僕様のくせに、周囲の人間を気遣うような意思が見えるような? 気のせいなのだろうか。いや気のせいにするのも失礼な話か? がそう考えてることなんてつゆ知らず兎上さ…

【オリヘタ】作品の評価点【ミアネル】

「・・・汚いな、0点。」 「相変わらず変な癖だなそれ。」 少女は青年に呆れた。二人の目の前に転がっているのは一人の女性の遺体。 死んでからそこまで時間がたっていないことから、この女性はついさっきまで恐怖に泣き叫んでいたのだろうと安易に予想ができ…

無人の館にご注意を #13

Side.由紀 ノブのなかったドアの先は書斎のような部屋だった。 僕の問いかけに良い返答を返した秋月という少女は中々に素直で使えそうだと好印象を与える。 どうにも僕の存在が気に食わないらしい石水には逆に悪印象を与えておいた。 「・・・よし、東塔里と霧…

無人の館にご注意を #12

新たなる紅い Side.塔里 「・・・お前、なんであんなに平気で仲間を殺したんだ?」 聞くべきではない質問だと思った。だが聞かずにはいられなかった。 自分の見知った、それも同軍の同級生を。ああも簡単に鬼の足止めに使うような奴の近くに居るのは安全なのか…

無人の館にご注意を #11

Side.夢兎 不思議な子もいるものだ、と思った。 俺の横を歩いている実君は俺のことが見えるらしい。それも生者と見間違うくらいにハッキリと、だ。 階段の手すりを破壊した直後、俺は彼に声を掛けられて鍵を風兎に渡したのだ。 中に、鬼が居る事を、知ってい…

無人の館にご注意を #10

意志と思考の相違 Side.塔里 「はあ・・・っ、は、ぁ・・・っ」 荒い呼吸を整えながら俺は周りを見て人数を確認する。 1、2、3、4、5・・・よし。全員居る。 ちらり、と隣の少女を見やる。 こいつ・・・石水の言っていた”戦う”とは本当の事だったのかと。 先程の出…

無人の館にご注意を #9

Side.結奈 「ついたぞ、ここの鍵で間違いなさそうだ」 東さんが扉を開いた。新しい部屋が開いたようだった。 が、私はイマイチ状況がつかめないでいた。 一応空気は読めるので黙ってはいるが正直説明を要求したい。 東さんには何か、仲間が居たようだが? そ…