その違和感を感じたのは1回目じゃない。 反射的に、とは皮肉なものでそこにある意図だとか、その人が向けていた感情だとか、そういったものは関係ないらしい。小難しく話されてしまったので、正しく理解しているかは若干不安だが、確か実先輩がそんなことを…
振り上げられた見覚えのある大きな鎌。 白い制服を真っ赤に染めて地面に倒れている旧友。 真っ黒な髪に、真っ黒な制服の、まるで、それは悪魔のような 「隊長!?!」 静止の声が遠くに聞こえた気がした。それよりも先に地面を蹴ってしまった俺の判断は誰がど…
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