想像の小部屋

なんか色々まとめたり書いたり。

うちの神様について設定と神話【前半】

アヌビス

エジプト神話 父:セト 母:ネフティス

冥界の神であり、リコポリス(地名)の守護神。

聖地の主人、自らの山に居る者、ミイラを布で包む者などの異名を持つ。

死者を運び、死者を裁く仕事をしながらミイラ作りの監督官ともされる。また医学の神とも呼ばれたりと様々な分野において秀でている。

また一瞬だけエジプトの冥界(アアル)の王を務めていた時期もあったりとかなり仕事量が多い。それを嫌がらず正確にこなすほどの仕事人間(?)

 

どれだけ仕事量が多くても死者を雑に扱ったりはしない人間好き。死者も嫌いではないがやっぱり生きている時間を大切にしてほしいと願い、生きて居る時間を使って罪を犯した人間などをあまり快く思わない。

耳と鼻がよく利き、大きい音やきつい匂いは少し苦手。

 

アナト

ウガリット神話 父(夫説あり):イル 兄(夫説あり):バアル

愛と戦いの女神。または勝利の女神。かなり好戦的でたくさんの人間を殺し、その手や足を腰につけている。その反面で処女の称号でも呼ばれ、バアルの姉妹の中で最も美しいともされる。

過去にたくさんの人間を殺し、腰の高さまである血の海を作り上げただとか招かれたパーティーで虐殺衝動にかられ、王宮に全員を閉じ込めて殺したなどたくさんの生き物を殺している。

また、バアルがモートに殺された際には悲しみのあまりバアルを道具は一切使わずに食べた後モートに復讐をした。この時も臼で轢いたり焼いたり刻んだりすさまじいことをしてる

後にバアルを蘇生、他にもバアルのためにイルに「頭蓋骨割るぞてめえ」とか言って脅したりしているとんでもない子。

 

虐殺衝動にかられている時は基本的に理性が残っておらず、また記憶も残っていない。本人は時折その惨状を見て罪の意識に囚われはするものの「ここで愚図ってはいけない」と思い目を背けている。

 

タピオ

フィンランド神話 妻:ミエリッキ 息子:ニューリッキ

森の精霊、または神。主に猟師に信仰され、そのかわりに猟の獲物を森で育ててあげている。その反面人間をくすぐって窒息死させることを楽しんでいたりもする。

神話では、苔のマントをはおり火花のふち無し帽をかぶった姿で描かれる。

 

自分を信仰してくれて、かつ自分の暇つぶしにもなってくれる人間のことはわりと好きだが道具だとしか思ってない。

森の中でずっと寝たりごろごろしている間に種とかだ体に入って植物人間みたいになった。本人はこれっぽっちも気にしていない。ただあれは皮膚や肉を突き破って出てきてるのでわりと痛い

自分の手で相手がもがき苦しむのが好きで、自分によって殺されるくせに自分を信仰するしかない人間を滑稽だと思って馬鹿にしている面もある

 

プラアムジス

リトアニア神話

運命をつかさどる神。人間だけでなく他の神々、宇宙の運命すら掌握する共通的で

原始的な神とされる。天空の宮殿に住み、自然や時間にも影響力を持っていた。

ノアの箱舟とかの、洪水伝説はプラアが地上に蔓延る悪行に怒って風と水の怪物を地上に送りこんだから起きたとされている。その粛清は12日間にわたって地球を拘束した。大荒れの地上にプラアは食べていたクルミの殻を吐き出し、人間はそれを船にして何人かだけが助かった。やがて可哀想になったプラアは雨風をとめた。

その後人間は男女1組ずつ世界に散らばって子孫を残すが、老夫婦だけが子孫を残せずに困っているのを見ると精霊を使わせ、ある場所で飛び跳ねれば赤子がでてくるようにしてあげた。

 

悪行に怒ったり老夫婦に親切にしたりと結構地上の生き物や人間が好き。また運命を掌握している自分があまり関わってはいけないと思い宮殿に引きこもりがち。

使い魔以外とあまり関われず基本的に退屈しているが、それに慣れているので苦痛には感じていない。が、たまにおこる面白いことにはかなり食いつく。

地球を覆い、生物を一気に減らした水を罪悪感と脅威から怖がり、雨の日は絶対と言って良いほど地上に降りない。

 

バアル

ウガリット神話 父:イル 母:アーシラト 妹(妻説あり):アナト

嵐と慈雨の神。豊穣の神のしても崇められる神々の王。王になるまでに様々な宿敵と戦ったりしている。この時に使っていた武器が稲妻のヤグルシと矛のマイムール。このマイムールは命じると勝手にその相手を殺してきてくれる。

また雲に乗って移動ができる。馬鹿にされてはその都度憤慨し戦うような負けず嫌いな面も見える

旧約聖書の著者から嫌われておりベルゼブブはバアル・ゼブブが訛ったものだとされる。また悪魔学でも重視され、そこでも戦いに強い、66の軍団を率いる王とされている。

 

様々な敵と戦ってはいるがそのうちのいくつかはアナトが倒した説があったり、誰かを倒しに行きかけたのをアナトに止めてもらったり蘇生してもらったりとかなりアナトに頼りっぱなしな人。そのおかげで自身はぼんやりしている。

負けず嫌いでプライドは高め。わりと好戦的。オンとオフの差が激しい。

アナトが自らの過ちを責めていることには薄ぼんやりと気づいており時々慰めているような節が見える。

 

ポセイドン

ギリシャ神話 両親:クロノス・レアー 

兄姉(企画子のみ表記):ヘラ・デメテル・ハデス 弟:ゼウス

妻:アムピトリーテー、またはデメテル

子供:トリトン、オリオン、ペガサスなど  (愛人は割愛)

大陸と大海の神。また競馬の神。海のゼウスと呼ばれ全物質界に支配力を及ぼすほどの高位な神。トリアイナという三叉の矛を持ってすれば嵐や津波を起こし大陸を沈めたり、大陸を切り裂いたりなどさえもできる。また地震なんかも起こす。

宮殿は大洋の中にあり珊瑚と宝石で飾られている。

様々な神と領土争いをしていてよく戦争をしている。また好色で愛人をたくさんもつ。正妻に見限られかけた時には様々な贈り物を送ってつなぎとめている。

幼少期はクロノスのおなかの中にゼウスを除く兄弟とともにいた。

 

クロノスさんのお腹の中にいたころは「姉上」「兄上」とかって呼んでいたが、そこから出て強くなった自分は兄や姉より下なわけじゃないと主張したくて名前呼びに変えている

いろんな人にホイホイ声かけたり遊んだりするけど本命にはトコトン入れ込むタイプ

支配力にはこだわっていて強ければ強いほどいいと思っている