想像の小部屋

なんか色々まとめたり書いたり。

無人の館にご注意を #死亡解説

あまりにも長いし終わらないしちょっと都合がこじれまして()

皆の死亡シーンだけでも書きたかったんですね((

 

風兎はもう書いたので()

裏話という名の解説もどき:

風兎に図書室の鍵を渡したのは夢兎です。夢兎は扉を無視して部屋に入るなんていチートスキル所持者なので図書室の中に鬼が居ることは知っていました。

それでも塔里さんを死なせたくなかったし、何より風兎の方が塔里さんより非情な判断ができると踏んで鍵を渡す相手を風兎にしたんですね。

風兎としては兄の大切な人であった塔里さんを守りたかったし、脱出の術を知るには鍵が絶対に必要。そう考えて自分を被害にする道を選びました。

夢兎の存在に風兎が気づいたのは階段を壊してからです。夢兎の物を壊す癖とかだったんでしょうね(

 

実ももう書きました()

裏話という名の解説もどき:

ぶっちゃける本当に最初っから足くじいてました。真がキッチンに行った後襲われた時に。結奈の方に行きかけた鬼をおびき寄せたからなんですね。

作中では彼に関しては殆ど走ってません。杏を利用したのも足のせいですね。

でもって彼には夢兎が見えてます。夢兎の気づいたことを自分が気づいたように言ったりする役目を担ってました。

真に「残れ」と言われた時は正直めっちゃ傷ついてました。でも自分で足の限界も感じてたので了承したんですね。

あえて描写しませんでしたが真の中でも随分な葛藤がありました。

でも真は他人に指示する立場(部隊長)であるための感情を捨てた非情な判断をする決意をかためたんでしょうね。

 

夢兎。

死亡って言うか成仏ですね。

彼がこの世にとどまってた理由として風兎の死をみ届けるというのがあったんですけど、それを達成しちゃったんで無理やりこの世にとどまってたんですよね。

それを実のために霊力なるものを使っちゃったので限界が来たようです。

塔里さんを守りたい意思もありましたが、実に同情がむけられたのでしょう。

 

真。

4番目に死亡予定でした。場所は1つめの別館の地下室。

鬼が2匹来るところがあるんですけど、棚がちいさくて全員が入るのは無理だとなった状況下です。

風兎の死に責任を感じていた塔里さんが棚に入るのを辞退したところを代わりに外へ出ます。

結奈が自分より塔里さんに懐いているのを見て、結奈の精神安定を優先した結果です。

また、自分のような感情を殺した司令塔は圧倒的に支持を集めない事を彼は知っていたのでしょうから。

「ごめんね、悠。怪我しないって約束守れなかったみたい・・・。」

 

塔里。

5番目に死亡予定でした。2つめの別館、はんぺんに襲われて死亡。

武器持ちである由紀を守り死亡。由紀はよほど怒ったけど動けなさそうな塔里さんを引きずってまで逃げるほど残ったメンバーには上背と力がない。

動揺する結奈と杏を引っ張って由紀がその場を離れる判断をする。

塔里さんは結奈に言います、「お前なら、生き残るだろうから、」と。

「会いたいな・・・。愛してたぜ、薫子。ごめんなさい父様」

 

杏・由紀

6番目に同時死亡。2つめの別館の奇形の鬼がたくさん居る牢の中に青いピース(鍵代わり)を取りに行き死亡。

結奈にピースをたくし、牢から出て行きかける鬼を討伐しようとした。

「せっかくの武器を使わなくてどうする?僕は女に守られるほど弱くない」

「杏にはよく守られるくせに、よく言います。」

「ぬかせ」

 

「秋月さん、走ってください」

「秋月結奈、その臆病さは宝だ。」

 

結奈。

生き残り予定でした。

無事に脱出後、死者の関係の深かった人物に報告をしに行きます。

彼女の精神状態を、またその想いの内を知る人物は

きっと本人たった一人でしょう。

「ごめんなさい、私のせいであの人、足をくじいて見捨てられちゃったんです。」

「ごめんなさい、お兄さん、私、あの人を説得できなかったんです。」

「ごめんなさい、私を気遣うあまりに、あの人盾になってしまったんです。」

「ごめんなさい、私が居たせいで二人とも無理なさったんです。」

 

「ごめんなさい、・・・・ただいま。」