想像の小部屋

なんか色々まとめたり書いたり。

学生戦争

只今、夢日記

遠ざかっていくあの子の足音がつめたく響いていたのも、ほんの一瞬のあいだで、後に残されたのは静かな静かな空間だけだった。 もう夏も終わってしまった校舎には、こんな時間だと暖かく、名残惜しくなるような黄金の夕日など存在しない。 これから暗くなろ…

悟られている

「お前も意外と、あれだね。」 「あ?」 不機嫌そうに視線を寄越した青年は、少女を見てさらに顔をしかめた。 いつも明るく笑っている彼女の、一見かわりない笑顔に少し影が指しているのに気付いてしまったからだ。 「真先輩と実先輩はまあ、一目見た時から…

神殺し

「他人の目なんて気にならないんでしょう。そうじゃなきゃあんなに自分勝手に言いませんよ。」 「前から思ってたけど、彼そんなに自分勝手なのお?他人には無関心に見えるけどねえ。」 「ええ!あれのどこを見てそんなことを。他人の行動には口出ししますし、その…

東塔里

突然だが、母は父と違い占いが好きだった。 特に好きな占いはタロット占い。まあ、好きだと言っても盲信するわけじゃない。ゲーム感覚で、時々ふっと占ってもらうだけだ。それに行動が左右されることなどない。 ところで、俺の…いや、私とさせてもらおう。私…

おめでとうとは言えない

『織姫様と彦星様は、年に一度、あの天の川で出会うのよ』 今時天の川なんて本当に見えやしない。美しい天の川どころか、織姫様と彦星様すら見えることは少ない。 もちろん田舎に行けば話は別だろう。遠くから来た友人には数人毎年見ていたと興奮気味に話す…

石水杏の恋文

貴方への想いはしんしんと降り積もり、夜に白く輝いて、そっと溶かされるのを待っています。朝の日差し、麗らかな春を告げる太陽。そうやって土が顔を出した時、きっと私は歩き出せます。 貴方に手を取られ、サクサクと踏みしめる荒れた土を、これから共にふ…

無題

兎上由紀とは、頭のいい人間である。 勉学に励むのも勿論だが、頭の回転が早く決断力がある、戦場で有利な頭の良さの持ち主である。 「そこが、あの人を思い出させて嫌いなんです。」 いかにも非情を思わせる利己的な言動や、他人を見下す視線は、その奥底から…

パレットには君がいっぱい!

いわゆる天才だと称される人種の一人に生まれ落ちた。 母はそれをいたく喜び、自慢し、自分の自慢好意が恥ずかしいものにならないようにそれを強いた。 父は母ほどでもなく、普通に喜び、普通に俺を呼んだが、いつの間にかこの才に慣れてしまったようで。何…

「君を殺してしまっては」

結奈「なんで、私なんかに、殺されちゃうんすか、先輩が強いの、私が知らないとでも思ってるんすか…私どうしたら、ねえ、先輩…っ」苦しくて恐ろしくて、だけど私が死ぬことなんて私も先輩も願ってはいないのでしょう。だけど、胸に空いた穴はどうすればいいん…

【学生戦争】転生まとめ

秋月 結(あきつき ゆい) 中学2年生 女性 前世:秋月結奈 記憶持ち。物心着いた頃から記憶はあった。昔から前世の知り合いを探していたが一向に見つけられていない。 また、見つけたとしても自分より早く亡くなったり不幸なめにあった人たちになんと言ってい…

面談

「澄み渡る青空の下咲く紫陽花を、君はどう思う?」にっこりと笑みを浮かべている彼が僕に問いかけた。いつものように、何処かを見ているようでどこも見ていない、そんな雰囲気で。「…質問の真意が測れんな。」読んでいた医学書を閉じて僕は答えでない言葉を返し…

背比べ

なんということだろう!上手くいかない、上手くいかない、上手くいかない上手くいかない上手くいかない上手くいかない。どうして?どうしてこんな、だって俺は何も悪くなんてないはずじゃないか!俺の何が悪い?どうして俺が悪い?おかしい、こんな世の中は…

旅の始まり、出会いへの道

※学戦子モンハンパロ「…くぁぁ…。」間抜けなあくびをしながら、私は砂の大地を眺めていた。果てしなく広がるその砂漠の海を、澄んだ青空の下この船は進んでいる。そろそろ姿が見えるであろう目的地の街をマイペースに待ちながら、もう何分ここにいる事か。どこ…

コープスパーティーパロ①の2

「…ッ、とが、み、くん…!」息も切れ切れに少女は学校中を走り回っていた。先程自分で突き放した彼を探し求めて、走っていた。怨霊の恐怖はどんどんと増幅し、孤独はさらにそれを成長させるだけだったのだ。今からすれば、あの態度が彼なりの親切だっとことなど…

人という字はね、「ひと」と「ひと」が支えあってできているんだよ

「みのる!」 ふと顔をあげればあの子が居る。 今日も綺麗な黒い瞳を輝かせて、やってくる。 「こたろうにいちゃんだ!」 僕も笑って駆け寄っていく。兄のような、優しかったあの子が。 彼が、狂いだしてしまったのはいつだったのか。 ただ、どこかへ行って…

あの子について20の質問:真

[--] ようこそおいでくださいました。今日はよろしくお願いします。 「よろしく・・・」[01] まず始めに、あなたのお名前を教えてください。 「霧野真」[02] 本日はどなたについてお話しされますか? 「・・・悠について、かな」[03] その方とあなたはどんな関係な…

コープスパーティーパロ 学戦①

※申し訳ない事にゲーム知らないと訳わからんかもです、ゲームでいうと直美ちゃんが世以子ちゃんと喧嘩するシーンです ※書きたいところだけ書くマンです 「…っ、はあ、はあっ……!」 寒くて怖くて吐き気がする。震えが止まらない。足が動こうとしない。そんな距…

ひとりぼっちは嫌い。

お母さんは、こんな歳の僕から見てもしっかりしてなかったし、ちょっと不器用だった。 周囲からは「あんな若さで専業主婦だなんて」と言われていたり「見た目が可愛いからって許されると思っているのかしら」なんて散々な言われようだったが、確かにあの人は…

既視感

「せんせ、せん、せ」 赤い、血。赤い、肉。赤い、赤い、赤い、憧れの人。 冷たい、愛しい人、大好きな人。冷たい、自分の頬。 赤い、大きな、熱い、炎。 そしてかき消される、か細い声。 弱い弱い、僕の声。 「せんせ、い、せんせ・・・っ」 滲む視界、真っ赤…

相違点。

「・・・桜坂小太郎です。」 「やあやあ、僕は若林小太郎だよ~」 「○○」 「○○君~」 「××さん」 「××~」 「別に、なんでもないよ。」 「ごめんねえ、用事という用事はないんだ」 「知らない。し、興味無い。」 「はて?僕は知らないねえ~どういうことか教え…

ひとりごと

「私さあ、お父さん嫌いだったんだよね。 いっつも帰ってきたらすぐにお母さんのこと一人占めしちゃうの。 幼いころからお父さんが死ぬまでずうっと。 お母さん、お父さんのこと大好きだったの。心が綺麗だとか、笑った顔が最高に可愛いだとか、お母さんを呼…

曖昧ライフ曖昧ハート

「・・・俺さ、好きな人、居たんだよね。」 「は?」 綺麗な赤い髪と、それに劣らず美しい瞳を視界の隅に捉えながら幽霊は言った。 当然彼女はわけがわからないというような顔をする。唐突だ。 表情から感情の消えていた幽霊は、少し無理のある笑顔を作って言う…

よその子をうちの子が語る【学戦】

*悠君* 実「良かったな真喋れるぜ(本読みながら」 結奈「良かったっすね真先輩(お汁粉食べながら」 真「…二人とも聞く気無いね…?」 由紀「遅いぞ早くしろ」 真「…うん。悠はね、すごく可愛い。」 結奈「>>>語彙力の無さ<<<」 実「せめてどこが可愛いとかくらい言えよwww…

主演:高田君(モブ)

その光景はまさに猟奇的だった、と後の彼は語った。 ダルマになっても殺してもらえず、苦しみと恐怖で人間ではなくなった敵達が彼にそう言わせた原因である。 そしてその光景を作ったのは他でもない、優等生の竜胆実君だった。 「おはよう」 いつも通りの朝…

特にキャラになる予定の無いくせにめちゃ設定が詰まってしまった学戦子の身内達(3月26日更新)

新井 莉絵(あらい りえ) 白軍軍人 一般部隊部隊長 24歳 霧野真の姉。真の両親が離婚した時、母親についていったため真とは13歳の時以来会っていない。 中学のころから白軍に所属し、冷静な状況判断と正確な指示を届けることを得意とする。軍人として優…

「俺が浮気したらどうする?」→

結奈「・・・どうしたんすか先輩ー!wwwwwらしくないすよそんな話題wwwwwwあっそんなことよりこないだ千沙がー!wwwww」 (笑って流して他の話題に切り替える) 実「んー俺に黙って浮気するような奴だったんだなーって嫌いになるかもなw」 (…

黒軍学生兵個人データ

氏名:秋月結奈 生年月日:10月7日 血液型:B型 身長:160㎝ 体重:49㎏ 所属部隊:一般部隊 利き手:右 使用武器:薬品 戦闘力:C 精神力:A 知能:E 体力:B 俊敏:C 忍耐力:A 備考: 一般兵としては機動力もなく、戦闘力も低い。ステータスはほとんどが…

優しい兄

「杏?どうしたんだい、痛いの?怪我を見せてごらん。」 「杏、僕のお膝においで。髪を結ってあげよう。」 「杏。今日のご飯は何がいい?」 「杏。」 「杏、可愛いね、杏。」 「杏。」 「だめじゃないか杏。お兄ちゃんのいうことを聞かないなんて。」 「杏。…

男子に女子を語ってもらう会

*結奈について* 実「あれはー・・・後輩としては可愛いけど女としてってなら無いだろww」 菊哉「マジでそれな、マジねえわ」 夢兎「えっなんで明るくて可愛いじゃん?一途だし?」 菊哉「はあ!?あんなガサツのどこが良いんだよ可愛げねーし!」 風兎「嫌…

戦闘考察

真 VS 杏 鉤爪VSトンファー。スピードが規格外な超アクロバッティングバトル。 ヘルプに入る隙間もないくらいのチート最終決定戦。 どっちかが死ぬまでは終わらないスイッチが切れるまで終わらない。 かろうじて真の勝利。 真も動けはするもののもうほとんど…

「どうして、ごめんなさい。ありがとう。」

拝啓 暦の上に春は立ちながら、厳しい寒さが続いております。 いかがお過ごしですか。 まだ僕の存在が貴方の記憶の中にあること、とても嬉しく思います。 ただそのおかげでいらぬ心配をかけていたこと申し訳なく思っています。 僕が今、この学校に通っている…

学戦身長まとめ(皆さんの子もお借りしました)

※敬称略 【全体】 小夜 146㎝ 風兎 150㎝ 42㎏ 史緒 150㎝ 38㎏ 千沙 154㎝ ひな 154㎝ 早苗 154㎝ 唯亜 155㎝ 要 155㎝ 茉帆 156㎝ 杏 157㎝ 51㎏ 雪稀 157㎝ 陽 157㎝ 塔里 158㎝ 53㎏ 木冬 158㎝ 朝日…

仕草とはなんだったのか

結奈「はいっじゃあ語るにあたって最初に言っとくっすよ! 無い、知らない、わからないは禁句で!どうぞ!」 実「そこまで徹底して逃げ道塞がなくても良かっただろ()」 結奈「だってwwww言い逃れしそうな奴多いじゃないすかwwwww」 夢兎「あっじゃ…

うちの子同士の関係【学戦】7/27更新

ここに書いてない組み合わせはお互い顔見たことある、他人程度の仲ってことです 結奈・実 先輩後輩。喋ろうと思えば全然喋れる程度の仲。 結奈から見て→真と一緒に居たりする人。 実から見て→真の後輩。 結奈・真 同じ部隊(一般部隊の中でのさらに細かい部…

うちの子の家柄について

※特筆する内容がある子の家だけ説明 【学戦】 ・竜胆家・ 小さなお寺さん。実の父親の代までは実の家族が管理をしていたが、その父親が死んでからは他の親類が管理をしている。 墓地とかを管理する感じのお寺さん。特別祀るための仏像とかがあるタイプではな…

(ノД`)・゜・。らんきんぐっぐ

泣き虫ちゃん 学戦 神様 魔学 監囚 1位 風兎 バアル クレナ シドール 2位 結奈 タタリ ギル 故 3位 杏 アナト ヴィオラ クルト 4位 由紀 パテー ジェラルド 5位 塔里 プラア ビス 6位 実 エリクト レイル 7位 夢兎 タピオ バルド 8位 真 ポセ アリア…

無人の館にご注意を #死亡解説

あまりにも長いし終わらないしちょっと都合がこじれまして() 皆の死亡シーンだけでも書きたかったんですね(( 風兎はもう書いたので() 裏話という名の解説もどき: 風兎に図書室の鍵を渡したのは夢兎です。夢兎は扉を無視して部屋に入るなんていチートスキル…

忘却。

「あなた誰よ!!近づかないで!!」 私が病室に入ったことに気がつくと、彼女はそう言った。 ああ、今日は”具合”が悪いようだ。 私は少しの間うつむいて感情を隠す。 「・・・ごめんね、お母さ―」 「いやああああああああああああ!!!!」 ガシャン、と何か…

生きる

生きているということ いま 生きているということ 「それは、覚えるということ。」 秋月結奈 「それは、成長するということ。」 竜胆実 「それは、感情に囚われるということ。」 霧野真 「それは、親の背を追うということ。」 東塔里 「それは、残るというこ…

うちの子が恋人にされる好きな事

結奈(椿結) 「撫でてもらう事っすかね!無駄に安心するんすよwwww小さい頃お母さんによくしてもらってたからかも?wwwwwwwwwww」 実(鏡実) 「抱きつかれる事だな。まあ甘えられんの好きだし撫でてやれるだろ?」 真(真悠) 「抱きついた…

【神様】人生ゲーム合唱パート分妄想【学戦】

1回目の人生は退屈で (史緒ちゃそ、プラア)2回目の人生はやりたい放題 (千沙ちゃん、ベゴさん) 3回目の人生は毒男 (悠稀さん、メドちゃん)4回目の人生は盲目のピアニスト (真、オネイロスちゃそ) 5回目の人生はフェミニスト (林檎君、トーリさん)6…

【告白の日】改めまして。

*椿結* 「あ、」 少女は一人本を読む青年を見つけた。青年は少女に気付く様子はなかった。 「せんぱ・・・っ、」 少女は勢いよく駆け出しかけて動きを止めた。 そして慌ててポケットを探り、鏡を取り出した。 少女は先ほどまで友人達とばかみたいに走り回って…

無人の館にご注意を #14

Side.結奈 悠々と地下室のドアを開く兎上さんを見て私は首をかしげた。 絵にかいたような僕様のくせに、周囲の人間を気遣うような意思が見えるような? 気のせいなのだろうか。いや気のせいにするのも失礼な話か? がそう考えてることなんてつゆ知らず兎上さ…

無人の館にご注意を #13

Side.由紀 ノブのなかったドアの先は書斎のような部屋だった。 僕の問いかけに良い返答を返した秋月という少女は中々に素直で使えそうだと好印象を与える。 どうにも僕の存在が気に食わないらしい石水には逆に悪印象を与えておいた。 「・・・よし、東塔里と霧…

無人の館にご注意を #12

新たなる紅い Side.塔里 「・・・お前、なんであんなに平気で仲間を殺したんだ?」 聞くべきではない質問だと思った。だが聞かずにはいられなかった。 自分の見知った、それも同軍の同級生を。ああも簡単に鬼の足止めに使うような奴の近くに居るのは安全なのか…

無人の館にご注意を #11

Side.夢兎 不思議な子もいるものだ、と思った。 俺の横を歩いている実君は俺のことが見えるらしい。それも生者と見間違うくらいにハッキリと、だ。 階段の手すりを破壊した直後、俺は彼に声を掛けられて鍵を風兎に渡したのだ。 中に、鬼が居る事を、知ってい…

無人の館にご注意を #10

意志と思考の相違 Side.塔里 「はあ・・・っ、は、ぁ・・・っ」 荒い呼吸を整えながら俺は周りを見て人数を確認する。 1、2、3、4、5・・・よし。全員居る。 ちらり、と隣の少女を見やる。 こいつ・・・石水の言っていた”戦う”とは本当の事だったのかと。 先程の出…

無人の館にご注意を #9

Side.結奈 「ついたぞ、ここの鍵で間違いなさそうだ」 東さんが扉を開いた。新しい部屋が開いたようだった。 が、私はイマイチ状況がつかめないでいた。 一応空気は読めるので黙ってはいるが正直説明を要求したい。 東さんには何か、仲間が居たようだが? そ…

無人の館にご注意を #8

Side.杏 「えっと、霧野君・・・?」 さっき教えてもらった名前で呼んでみれば、少しだけ反応してもらえた。 どうにか話はしてくれそうで安心した。 先程の、風兎と呼ばれていた少年のように彼らも考えている可能性は捨てきれない。 だがこの状況ではそんな事を…

無人の館にご注意を #7

白い、赤い。 Side.風兎 チャリン、と金属音が耳に入った。音の先を目でたどれば扉の前に鍵が落ちていた。 「1階図書室」と書かれたタブつきの鍵を見て、扉を見る。 ここは1階。この扉の先は・・・・ 鍵穴に金属を差し込む。滞りなく回った手元に違和感を感じな…